なめらかな水のように淡麗
この度「お酒のブログ」を開始した自分に、初心に戻ってお酒を楽しむという誓いの意味もあり、最初のお酒として「洗心」を選びました。
なめらかな水のように淡麗だけど、しっかりと日本酒らしさというか奥行きを感じる味わいでした。
店員さんのススメに従って、冷やしすぎない10℃くらいで飲みました。
購入情報:
場所…雪乃屋 こぐれ酒店 入間店
価格…720ml 5,800円(税込6,380円)(定価)
妻のコメント:
飲みやすい どんどん飲める 嫌な味がしない!
(あくまでも個人の感想です。)
「洗心」の情報(朝日酒造HPより抜粋)
「洗心」とは初心に戻り、人を尊びきらめき生きる様を言います。契約栽培米「たかね錦」を28%まで磨き、そして醸し、ゆっくりと熟成させた味わいは、この上なく淡麗でありながら、洗練されたふくらみを感じます。
希望小売価格:
1,800ml | 12,200円(税込13,420円) |
720ml | 5,800円(税込6,380円) |
原料米(精米歩合)麹米 / 掛米 | たかね錦 28% / たかね錦 28% |
アルコール分 | 15度 |
日本酒度 | +2.0 |
酸度 | 1.2 |
※数値は多少変動する場合があります。
名前の意味:
洗心は、もともとは中国の四書五経と呼ばれる儒教の経典の一つ「易経」という書物に登場する言葉です。「聖人以此洗心(聖人は此を以って心を洗い)」とあり、文字通り心を洗うという意味です。この”洗う”は汚れや負の感情などをイメージするかと思いますが、易経では洗い流すべきものは、期待や願い、固定観念と考えられています。
そういった意味から、朝日酒造ではこのお酒に、「初心に戻り、人を尊びきらめき生きる」という想いも込めています。
この洗心という名前がきっかけで、「快打洗心」を座右の銘にしていた元読売巨人軍の長嶋茂雄氏が愛飲していたことでも有名です。
また、神社の手水鉢などに洗心と彫られているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。両手を清め口をすすぐことにより、心も清めるという意味が込められており、神社仏閣関係の方からも洗心は好まれています。
大切な方や人生の門出を迎える方への贈り物として、また、心機一転新しいスタートを切る自分へのお酒としてもぴったりの名前のお酒です。
洗心の味わいと楽しみ方:
洗心の味わいは、たかね錦を28%まで削ったからこそ生まれる、この上なく淡麗で水のように綺麗な味わいです。さらに、搾った後にゆっくりと熟成をさせているため、やわらかく滑らかな味わいと洗練されたふくらみを感じさせます。
この上品な味わいは、冷酒から常温程度で楽しんでいただくのがおすすめです。
お料理と一緒に楽しむなら、鯛やフグのような白身系のお刺身や天ぷらなどと相性ぴったりです。そのため、お寿司屋さんや天ぷら屋さんでお目にかかることも多いかと思います。
今日は、初心に戻って心機一転という時には、ちょっと奮発して洗心で一献いかがですか?心が洗われるような、そんなひとときになることでしょう。
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